2020.07.22

デスクワークの方は要注意！座りすぎは寿命を縮める！

長時間労働が問題となっている現代社会。

近年になり長時間の座りすぎは、肩こりや腰痛だけでなく、寿命そのものを縮めるリスクがあることがわかってきました。

勤勉な日本人の平日に座っている時間は予想通り世界一。世界の平均が5時間なのに対して7時間以上という結果が出ています。

オーストラリアの研究機関によると、１日に座っている時間が４時間未満の人に比べ、８〜１１時間の人の死亡リスクは15%増え、11時間以上だと40%も増えるという報告もあります。

そして厄介な事に、この死亡リスクは休日に多少運動をしたところで簡単には下がらないのです。

その原因は、人間の体の約7割を占める下半身の筋肉を使わないことによって、血流や代謝機能が低下するからだと考えられています。

ふくらはぎの筋肉を使わないと血栓のできる危険性が高まり、太ももの筋肉を使わないと代謝機能が下がって高血圧や糖尿病にかかりやすくなります。

とにかく、座りすぎによる健康リスクを下げるためには1時間に1回は立ち足の筋肉を使うことが重要です。またこまめな水分補給も血流を良くするために大切です。

長時間座ってお仕事をしなければならない方は特に注意して予防を心がけてください。